三色が可愛い「坊ちゃん団子」

三色が可愛い「坊ちゃん団子」

愛媛県松山市内でよく知られる郷土のお菓子「坊ちゃん団子」。

 

三色の餡に包まれた団子を一つの串に刺したこの「坊ちゃん団子」は、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の中でも登場します。

 

「大変うまいと云う評判だから、温泉にいった帰りがけに一寸食ってみた」と小説では述べられていますが、これは漱石の実体験だったそうです。

 

「坊ちゃん団子」として名が知られるようになったのは、昭和以降です。
漱石が食べた当時の団子は、現在の団子とは異なる、湯ざらし団子でした。湯ざらしの団子は、餅をちぎってあんこをまぶし、皿で供するあんころ餅です。

 

現在の「坊ちゃん団子」は、三色の団子が並んだ串団子。抹茶と卵、小豆の餡で、団子をくるんでいます。

 

中に丸められた団子は程よい弾力があり、それが上品な甘さの餡をよく引き立てています。餡も三色それぞれに異なるので、一串で三度味わったような楽しい気分になります。

 

だんご3兄弟が流行った時は、大いに売れたそうですが、子供が大喜びするのは、何も形状だけではないでしょう。団子に柔らかみがあるので、子供でも食べやすいのです。

 

優しくて、楽しい、「坊ちゃん団子」。
道後温泉の界隈や、松山市内や空港などの土産物店で販売されていますので、愛媛県にお出での際はどうぞお土産にしてみて下さい。

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