伊予の「緋のかぶら漬け」

伊予の「緋のかぶら漬け」

全国各地には、郷土のカブを使った漬物が数々あります。
愛媛県伊予市にも、地元特産のカブ「伊予緋カブ」を使った珍しい漬物があります。「緋のかぶら漬け」です。

 

「緋のかぶら漬け」とは、葉やカブの表面が赤色の、特産の伊予緋カブを、ダイダイ酢などで漬け込んだものです。

 

この伊予緋カブの原種は、近江の日野菜カブで、江戸時代に近江から移植され、道後で育てられました。
そして長い年月を経る間に改良され、現在の伊予の緋カブになりました。

 

「緋のかぶら漬け」は、「緋」という名の通り、鮮紅色が特徴で、古くから地元で食されてきました。伊予カブにはアントシアニンが多く含まれるために、酢と出会うと赤く発色するのです。

 

カブラの緋色(鮮紅色)が冴えていると、良い年になるという言い伝えから、地元ではおせち料理の一つとして欠かせないものです。

 

岐阜県の飛騨高山には有名な赤カブ漬けがありますが、飛騨高山では食酢を使うのに対して、ここ伊予では、柑橘生産量日本一ならではの、「ダイダイ酢」を使っています。
ダイダイ酢は、食酢にはない、柑橘特有の香りをはなち、その味わいには柔らかみがあります。

 

愛媛県伊予市で素敵な人と出会えた人は是非とも、現地で最高の「緋のかぶら漬け」を食してください。

 

出会いがなかった人も、全国の百貨店やスーパー、インターネットでも販売していますので、このとびっきりの色味と食味を、是非味わってみて下さい。

ランキング画像